せどりとは?

せどり
せどりとは

せどり(競取り、糶取り)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を転売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。

引用元:wikipedia

とのことなので、せどりとは本の転売だけを指す行為ではありません。
安く買って高く売るのはなんでもせどりということですね。

しかし世間一般的にはメディアでのイメージなどもあり、せどり=本の転売というイメージが定着している感もあります。

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本の転売「せどり」で儲けることは可能なのか?

せどりが世間一般に浸透してきたのはおそらく5~7年前くらいからテレビでせどり生活をしている人の特集等をしだした頃からでしょう。
当時のブック○フなどの大手中古本販売店は、本の買取価格と販売価格を「本の状態」のみで決定していました。

なので実は買い手が沢山つくようなレアな本でも100円で販売していたりもしました。

そしてその”レア”な本の買い手を簡単に見つける方法=買い手も簡単にレアな本を見つけられる方法が”オークションサイト”や”Amazonマーケットプレイス”の利用だったわけです。

ここの需要と供給のバランスがうまい具合に成り立っていた時代は、せどりは稼げる方法と言えました。

しかし、数年前からせどりがメディアなどで取り上げられるにつれて、儲かるせどりに手を出す人が増えました。

せどりをやっている人からすると、競合が増えてきたわけです。

さらに、ブック○フなどの中古販売店の買取価格の決定が「本の状態」だけではなくなってきました。
いわゆる相場というものも加味して買取、販売を行うようになってきたのです。

こうなして中古本の転売せどりは一気に稼げない方法へと転落していってしまったのです。

せどり熱は冷めてきている

あくまで体感的な問題ですが、「せどりは終わった」「せどりは稼げない」と言われ続けた時代が2~3年前だと思います。
その時代にせどりに新規参入する人も減ってきました。
稼げないといわれている方法にわざわざ手を出す人がいなくなってきたわけです。

その影響もあってか、2015年時点では本の転売せどりをやっている人は少なくなってきているように感じます。
少なくとも一時期のブック○フに行けばたくさんの大人がバーコードリーダー片手に本を買い漁っているという状況ではなくなってきています。

今、また稼げるのではないか?

これまでのせどりの歴史を見ると、競合が減ってきている今、せどりは再び稼げる方法になっているのではないか?と当サイトでは考えております。
新規参入するのであれば今しかないのかもしれません。

実際に本の転売「せどり」をやってみた

ここからは、当サイトが実際にブック○フで本を仕入れてAmazonで転売をするという方法を試して、どれくらい利益を出すことが可能なのかを紹介します。

検証環境

■仕入れ期間:丸1日
1日全てブック○フだけの仕入れに時間を費やします。
■使用ツール:無料のせどりアプリ
バーコードを読み取るとAmazonでの販売価格が出るアプリを使用します。
アンドロイドでもiPhoneでも似たようなアプリがありますので探してみてください。
■販売媒体:Amazonマーケットプレイスのみを使用します。また、FBAでの出荷とします。
■店舗数:近隣3店舗を回りました。

仕入れ作業

ブック○フでひたすら本の価格を調べていくだけの作業です。
ただし、ある程度高く売れるであろう本を手にとって調べていかないといくら時間があっても足りなくなってしまいます。
高く売れるであろう本を見極めるコツはいくつかあります。

高く売れる本を見極めるコツ

人名の入った本

人名の入った本は、その人の価値が転売価格に影響してくる場合があります。
「○○○のなんとか理論」とか「●●●●の建築」とか人名がメインで出ている本は高く売れるものがある可能性があるので手にとって価格を調べてみてください。

分厚い本

分厚い本は薄っぺらい本に比べて高い価格が付くものが多いです。
ただし、分厚い本はブック○フでもそれなりの販売価格となるものが多く、在庫リスクも増えます。
ただ、「1,500円で仕入れて3,500円で販売できる」くらいのレベルであれば結構見つかります。

教本・ノウハウ本

どんなジャンルでも結構ですが、自身が得意とするジャンルがあればそのジャンルの教本やノウハウ本には高く売れるものが潜んでいます。
ここが一番仕入れ価格と販売価格のギャップが見込めるかもしれません。
当サイトの実例でも500円で仕入れて9,000円で売れる「ギターの教本」などを実際に仕入れることに成功しました。
絶版になっていて後から評判が上がった教本なんかはかなり高い値段が付きます。

独特なデザインの本・おしゃれな本

見た目が独特だったりデザイン性が優れている本は、高く売れる可能性を秘めています。
気になるものがあったら手にとってみてください。

100円コーナーを見ない

当サイトではあまり100円コーナーは見ないようにしています。
なぜなら高く売れる本の割合が圧倒的に低いからです。
もちろん100円で仕入れて高く売れるものも存在しますが、やはり高く売れる本というのはブック○フでもそれなりの価格で売っている場合が多いので、100円コーナーは基本的にAmazon1円のものが多いと考えて捨ててしまっても問題ないでしょう。
昔のせどりノウハウでは100円コーナーを攻めるというのが主流でしたので、それを真に受けるとせどり=稼げないということになってしまうわけです。

このあたりのコツを駆使して、ひたすらAmazonでの販売価格を調べていきました。

仕入れ基準

AmazonマーケットプレイスのFBA出荷を利用するとして、仕入れ価格と販売価格の大体の目安はどれくらいでしょうか。
当サイトが基準としているものを掲載します。

販売価格→最大仕入価格
800円→100円
1,000円→200円
1,500円→300円
2,000円→800円
3,000円→1,500円

これ以上は在庫高のリスクがある為、基本的には販売価格の50%までを基準とする。

というような条件を基準としています。
基本的には最低でも粗利を500円は取りたいという計算です。

仕入れた本リスト

今回仕入れた本は全部で20冊です。当サイトの個人的得意分野などをメインで攻めているので本の内容に偏りは出てしまっています。

WEBデザイン関係の本 5冊
音楽関係の教本 7冊
PCソフトハウツー本 3冊
その他 2冊
企業の伝記 3冊

という内訳です。

Amazonで実際に販売した場合の予想収益

今回仕入れた本は基本的にアマゾンの「プライム最低価格」に合わせて販売しております。
プライム最低価格というのは簡単に言うとアマゾン出荷での最低価格です。
マーケットプレイスには個人出荷の本も出ていますが、ユーザーは「プライム」という点で安心感から多少高くてもそちらを選ぶという人も一定数いますので、あえて最低価格にあわせる必要はなく、FBAの場合は「プライム最低価格」に合わせれば問題ありません。

今回の予想収益はこのように計算して算出しました。

販売価格-(仕入れ価格+手数料+FBA手数料)

20冊全てを合計したところ、予想収益額は35,500円となりました。
これは売上金額ではなく、いわゆる”儲け”が35,500円ということです。

いかがでしょうか?丸1日仕入れ作業に費やしたとは言え、35,500円のプラス収支が出るのであれば「せどりは稼げる」と言えるのではないでしょうか?

今回は運がよかった

せどりは儲かると言いましたが、今回の仕入れははっきり言って「運がよかった」と言えます。
粗利が1冊で6,000円以上出る「超大当たり本」が2冊も見つかったのです。
本の転売では、この「大当たり本」をどれだけ見つけられるかが稼げるか稼げないかのボーダーラインとなるでしょう。

ただし「大当たり本」を見つけるスキルはある程度磨くことができるので、仕入れ活動を続けていればだんだんとせどりで稼げるようになってきます。

まとめ

結論、せどりは稼げるのでしょうか?
当サイトでは「ちゃんとやれば稼げる」と結論付けます。

が、35,500円の予想利益があったとしても実際に利益として決定するのは本が売れてからになります。
1日でその収益が確定するわけではありません。
また、仕入れ作業に1日費やしたとしても、出品作業で半日くらいはかかってしまいます。
仮に丸1日仕入れに費やした場合の予想収益の平均が20,000円だったとしましょう。
そして1ヶ月のうち20日を仕入れに費やしたとして、全ての本が瞬く間に売れたとして40万円の利益となります。
おそらく本の転売ではこのくらいが最大数値であり、これ以上の利益を出そうとすると古本だけでは難しい部分があると考えます。

つまり、本の転売は結構労力が発生するわけで、それに対しての対価という意味ではビジネスとしての美味しさは「中の下」程度だと言えるでしょう。

ただしあまりスキルを要さないので、副業・副収入レベルでも手をつけられる手軽さは魅力と言えます。

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